GHQに接収された盛岡・南昌荘 畳の間が板張りに改修 20日まで当時の様子紹介する企画展

永井緑さんの写真を見つめる牧野典子さん。終戦後の様子を伝える資料が並ぶ
 盛岡市清水町の国登録記念物・南昌荘で20日まで、企画展「進駐軍と南昌荘~戦後80年の時をきざんで~」が開かれている。第2次世界大戦後、米軍将校の宿舎として接収された施設に関する資料や写真、新聞記事を展示。当時の暮らしぶりや兵士と住民の交流などを伝え、歩みや歴史に触れる機会を提供している。

 かつて施設でハウスキーパーをし、2023年に亡くなった永井緑さん(一戸町)が講演会などで話した内容をまとめ、紹介する。永井さんが米軍将校らと写る写真のほか、米軍兵士と盛岡の子どもたちの交流を伝える新聞記事なども展示。手に取って見ることができ、当時の様子を読み取ることができる。

 終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の占領統治で全国の邸宅が米軍将校の宿舎として接収され、1885(明治18)年建設の南昌荘もその一つ。畳の間が板張りに改修され、ダンスパーティーが開かれた。永井さんは生前、パーティーは「家庭的で穏やかだった」などと語っていたという。

 午前10時~午後5時。期間中は18、19日休館。入園料は大人400円、小中学生以下200円。未就学児は無料。

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