弘前公園外堀に花筏、ピンクの桜吹雪舞う

花筏を背景に写真撮影を楽しむ観光客=28日午後、弘前市民会館口近くの外堀

 弘前さくらまつり開催中の弘前公園(青森県弘前市)の外堀で、散った桜の花びらが水面を埋める「花筏(はないかだ)」が28日、見ごろを迎えた。花見客らは足を止め、ピンク色に染まった水面を写真に収めたり、座って景色を眺めたりして楽しんでいた。

 花筏ができているのは弘前市民会館近くや追手門、東門辺りの外堀。時折、桜吹雪が舞った。名古屋市の荒川昌哲さん(53)は「水面に浮かぶ花びらと、咲いている桜のコントラストがきれい」と笑顔を見せた。

 昨年に続き山口県下松市から訪れた佐藤勇太さん(28)は「堀に桜の花がたまっていく様子が好き」と言い、淡いピンク色の“じゅうたん”にカメラの照準を合わせていた。市公園緑地課によると同日現在、園内と桜のトンネルのソメイヨシノは散り始め、外堀は三~五分散りになっている。花筏の見ごろは30日ごろまで。

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