
おしゃれなスイーツを楽しんで-。釜石市鵜住居(うのすまい)町にオープンしたテイクアウト専門店cotton(コットン)は、種類豊富なアイスクリームやワッフルを買い求める客でにぎわっている。店頭に立つのはオーナー佐々木健さん(57)とその家族ら。「地域の人が気軽に集まれる場にしたい」と思いを込める。
広さ45平方メートルのこぢんまりとした店内。平日でも客足は途絶えず、活気があふれる。アイスクリーム(スモールシングル330円)は20種類を用意。フルーツ系から和風な黒蜜もちきなこまで、老若男女が楽しめる味が並ぶ。季節に応じラインアップが入れ替わる。
仙台市で単身赴任生活を送っていた佐々木さんは、「地元に戻って家族と一緒に暮らしたい」と2024年1月に退職。妻紀子(のりこ)さん(49)の「自分の店を持ちたい」との夢もあり、個人事業主になる道を選んだ。
立地や間取りの決定、設備投資などやるべきことは山積みだったが、紀子さんや長女朱利(あかり)さん(28)、次女琴莉さん(15)らが支えた。「家族会議」を何度も開き、納得のいく店づくりを進めた。
25年1月の開店から約2カ月。最初は「こんなしゃれたものが田舎で売れるのかな」と不安もあったが、予想以上の来客があった。 東日本大震災の被害が深刻だった同地区は依然として空き地が目立つ。「もっとにぎやかな地域になってほしい。(店を)みんなが集える場所にしたい」と、イートインスペースの整備なども見据える。
広さ45平方メートルのこぢんまりとした店内。平日でも客足は途絶えず、活気があふれる。アイスクリーム(スモールシングル330円)は20種類を用意。フルーツ系から和風な黒蜜もちきなこまで、老若男女が楽しめる味が並ぶ。季節に応じラインアップが入れ替わる。
仙台市で単身赴任生活を送っていた佐々木さんは、「地元に戻って家族と一緒に暮らしたい」と2024年1月に退職。妻紀子(のりこ)さん(49)の「自分の店を持ちたい」との夢もあり、個人事業主になる道を選んだ。
立地や間取りの決定、設備投資などやるべきことは山積みだったが、紀子さんや長女朱利(あかり)さん(28)、次女琴莉さん(15)らが支えた。「家族会議」を何度も開き、納得のいく店づくりを進めた。
25年1月の開店から約2カ月。最初は「こんなしゃれたものが田舎で売れるのかな」と不安もあったが、予想以上の来客があった。 東日本大震災の被害が深刻だった同地区は依然として空き地が目立つ。「もっとにぎやかな地域になってほしい。(店を)みんなが集える場所にしたい」と、イートインスペースの整備なども見据える。