人類の鉄文化の発生から東北への伝来史をはじめ、橋野高炉の建造を主導し国内産業の近代化を導いた大島高任(現在の盛岡市生まれ、1826~1901年)の生涯、橋野高炉稼働当時の様子などを数多くの実物資料や巨大模型、ジオラマなどで学ぶことができる。橋野高炉三番高炉(高さ約7メートル)の復元断面模型は赤々と燃えさかる炎も再現され、迫力満点。橋野高炉のジオラマは、煙を上げる高炉の間を人や牛馬が忙しく行き来する様子を再現している。橋野高炉閉鎖後の釜石製鉄の歩みも紹介する。
アクセス情報
三陸道釜石中央ICから車で約15分。JR釜石駅 からバス(観音入口バス停)で約7分、さらに徒歩で約3分。