水曜日に月1回出現、人気呼ぶ市 盛岡市中央公園内ビバテラスで

カリンズマーケットを主催する佐藤侑子さん(右)と久保居由加里さん。家族連れなどでにぎわう
 水曜日に月1回、盛岡市本宮の市中央公園内ビバテラスに、店舗を持たない事業者らの「市」が出現する。その名もカリンズマーケット。刺しゅう作家カリンイロとして活動する盛岡市桜台の久保居由加里さん(36)が企画した。半分が屋外の開放的な通路を会場に、出店者同士や客との交流の場を生み、人気を呼んでいる。次回は19日。

 駐車場から公園に抜ける約10メートルの通路に野菜やスイーツ、手作りアクセサリーなどの店が並ぶ。先月の催しは散歩に訪れた通りすがりの人も気軽にのぞき込み、店主と話しながら買い物を楽しむ客であふれた。

 もともとJR山田線上米内駅の展示スペースで、自身の刺しゅう作品を無人販売していた久保居さん。新型コロナウイルス禍が収まってきた2023年11月、「外で人とつながりたい」とビバテラスの運営に関わるパブリック(盛岡市)の佐藤侑子さん(50)の協力で場所を借りた。

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