中学生考案「ホタテオムライス」限定販売

生徒が作ったホタテオムライス(平内町提供)

 青森県平内町の平内中学校(加藤日寿校長)の1年生チームが地元名産のホタテガイを使って考案した「ホタテオムライス」が9日から、同町のご当地レストラン「ホタテ一番」で期間限定メニューとして販売される。同町が主催したレシピコンテストでグランプリに輝き、このほど提供が決まった。メンバーは「町の人だけでなく観光客にも食べてほしい」と喜んでいる。

 料理を考案したのは、葛西光希さん、江戸あかりさん、加藤翁悠(としひさ)さん、福田千紗さん、荒内智江さんの5人。ケチャップライスの具材に定番の鶏肉ではなくベビーホタテを使い、甘辛いたれを絡めてホタテのうまみを引き出した。

 コンテストは地域の食文化に触れ、郷土愛を育むことを目的に町が本年度から始めた「H-1グランプリ」。同町名産のホタテを使うことを条件に同校の全校生徒からレシピを募集した。生徒たちは総合的な学習の時間にチームに分かれてレシピを考え、全部で44のレシピが集まった。

 1、2次選考を通過した4チームが同校の文化祭で料理に込めた思いや工夫した点などを発表。生徒や教職員、保護者らによる投票でグランプリを決めた。

 チームのリーダーを務めた加藤さんは「自分はホタテが苦手だが、料理の仕方次第で食べられることが分かり良かった」と話した。

 ホタテオムライスは9日から14日まで期間限定で提供される。ホタテ一番の営業時間は午前11時から午後2時半まで(ラストオーダーは午後2時)。

ホタテオムライスを考案した1年生チーム。左から荒内さん、江戸さん、福田さん、加藤さん、葛西さん

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