青森市の青森第二高等養護学校は29日、生徒が職業教育の一環で作った製品をブランド化した「2KOYO PRODUCTS」の展示を青森駅自由通路の駅前アートギャラリーで始めた。力作が並び、学校関係者は「生徒がやりがいを感じ、郷土の工芸に愛着を持ってくれれば」と期待を寄せる。展示は12月27日まで(延長の可能性あり)。
同校は1994年の開校当初から、県産材などを使ったものづくりに取り組んでいる。ブランドは職業教育の拡充などを目的に2019年に立ち上げ、名称は校名の略称「二高養」にちなんだ。徐々に地域に浸透しているが、さらなる認知度向上を図るため、今回の展示となった。
この日は、同校3年の井上歩佳(ほのか)さんと立花大知さんが、こぎん刺しの名刺入れやリボンバッグのほか、無印良品のジュートバッグにこぎん刺しをあしらった新作(非売品)などを展示。歩きながらでも目につくように展示品の角度を調整するなど細かい点に配慮して作業を進めた。観光客を意識し「WELCOME TO AOMORI」と記したポスターも掲示した。
「多くの人に見られるのは少し恥ずかしいけど、青森の伝統的なものを知ってほしい」と井上さん。立花さんは「製品づくりは難しい部分もあるが、やりがいを感じる」と笑顔を見せた。一部の製品は青森市の「食工藤」、十和田市の「農園カフェ日々木」に開設したアンテナショップで購入可能。
同校は1994年の開校当初から、県産材などを使ったものづくりに取り組んでいる。ブランドは職業教育の拡充などを目的に2019年に立ち上げ、名称は校名の略称「二高養」にちなんだ。徐々に地域に浸透しているが、さらなる認知度向上を図るため、今回の展示となった。
この日は、同校3年の井上歩佳(ほのか)さんと立花大知さんが、こぎん刺しの名刺入れやリボンバッグのほか、無印良品のジュートバッグにこぎん刺しをあしらった新作(非売品)などを展示。歩きながらでも目につくように展示品の角度を調整するなど細かい点に配慮して作業を進めた。観光客を意識し「WELCOME TO AOMORI」と記したポスターも掲示した。
「多くの人に見られるのは少し恥ずかしいけど、青森の伝統的なものを知ってほしい」と井上さん。立花さんは「製品づくりは難しい部分もあるが、やりがいを感じる」と笑顔を見せた。一部の製品は青森市の「食工藤」、十和田市の「農園カフェ日々木」に開設したアンテナショップで購入可能。