GMUのふるさとナビ4 五所川原・馬スジ鍋


 連載「ふるさとナビ」の食リポだけでなく、イベントやステージで県内外を飛び回るGMU。スケジュールをこなすには、体力をつけることも大事です。そんなメンバーたちにぴったりのメニューが、五所川原市金木地域にあるという情報をキャッチしたので、白石りおんと奥崎このはが、リサーチに出かけます。

 まず到着したのは、馬肉専門卸・小売「小田桐産業」です。佐々木孝昌市長の案内でお店を見渡すと、おいしそうな馬肉がいっぱい。「今回は馬スジ鍋を召し上がっていただきます。きっと一度食べたら、また食べたくなりますよ」とのことで期待が膨らみます。

 金木といえば、今年の大相撲春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士関の地元。「小さいころから、おばあちゃんの馬肉料理が大好物で、金木へ帰ると必ず馬肉を食べる」(佐々木市長)そうですから、厳しい稽古や本場所の取組を乗り切るためのスタミナ源なんですね。

 食リポ場所の産直メロス「メロス食堂」に着くと、おいしそうな香りが漂ってきました。馬スジ鍋定食(1800円、鍋単品1500円)は、うどんの上に馬スジのほかシイタケ、ナガイモ、ネギなどの県産食材たっぷりです。

 いただいてみると「しょうゆベースの味付けが野菜の甘みを引き立てています」(白石)。馬刺しが大好物という奥崎も「よく煮込んだ馬スジは、うま味と歯応えが楽しめます」と感激した様子。セットのご飯にスープを混ぜて、雑炊風に味わうのもお薦めです。

 馬肉は低カロリー・高タンパクで、焼き肉や桜鍋でも楽しめます。皆さんも温かい馬肉料理で、厳しい寒さを乗り切ってください。

 ▼問い合わせ メロス食堂(TEL:0173-54-1155)

★★★Oh!知らせ★★★

 ■あおもり馬選 夏季は冷涼、冬は厳しい地吹雪にさらされる五所川原市金木地域で肥育される小田桐産業のブランド馬肉「あおもり馬選」。地元産もみ殻を厩舎(きゅうしゃ)に敷き、稲わらを飼料に使うなど、金木ならではの飼い方にこだわっている。定番の刺し身、焼き肉のほか、地元では馬肉や高菜を煮込んだ桜鍋が人気。年末年始やお盆には、もてなし料理の食材として店頭に長い行列ができるほど愛されている。問い合わせは同社(TEL:0173-52-2576)へ。

初めての「馬スジ鍋定食」を前に馬のポーズを取るGMU奥崎(左)と白石

佐々木市長お薦めのおいしそうな馬刺しがズラリ=小田桐産業「馬肉屋金木店」

小田桐産業の馬刺し(上しもふり)とコーネ

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