青森県十和田市の三本木農業恵拓高校(小泉朋雄校長)家庭クラブの生徒が、地元を食で盛り上げようと、けの汁をベースにしたレトルト食品「さんのう ころとろ豆乳スープ」を開発した。1日から同市の道の駅とわだで発売されており、生徒たちは「十和田でたくさん生産されている根菜を多く使っているので、地域の方にも食べていただきたい」と売り込んでいる。
同クラブは2023年度から「地域最高(再興)プロジェクト」に取り組み、ナガイモやゴボウなど同市産の根菜が主役になれるスープの開発に着手。普通科3年生を対象に行った郷土料理の調査では知名度が低かったものの、根菜をたくさん使うけの汁に注目した。若い世代にも受け入れられるよう複数の味を試作し豆乳味に決定。今年10月末に完成した。
開発は同駅、食品製造販売業のカマラードの家(五戸)と共同で行った。両者のアドバイスを受けながら、具材の食感を生かすため切り方や大きさを工夫。パッケージは手軽に食べられるようカップ付きにし、中身がイメージしやすいイラストにした。
生徒たちは5日、市役所を訪れ小山田久市長にスープの完成を報告。9日には同駅で店頭販売をする予定で、同クラブ会長の畠山雪乃(うの)さん(3年)は「味には自信があります。多くの人にPRしたい」と話した。
1袋150グラム入り540円(税込み)。問い合わせは同駅(電話0176-28-3790)へ。
同クラブは2023年度から「地域最高(再興)プロジェクト」に取り組み、ナガイモやゴボウなど同市産の根菜が主役になれるスープの開発に着手。普通科3年生を対象に行った郷土料理の調査では知名度が低かったものの、根菜をたくさん使うけの汁に注目した。若い世代にも受け入れられるよう複数の味を試作し豆乳味に決定。今年10月末に完成した。
開発は同駅、食品製造販売業のカマラードの家(五戸)と共同で行った。両者のアドバイスを受けながら、具材の食感を生かすため切り方や大きさを工夫。パッケージは手軽に食べられるようカップ付きにし、中身がイメージしやすいイラストにした。
生徒たちは5日、市役所を訪れ小山田久市長にスープの完成を報告。9日には同駅で店頭販売をする予定で、同クラブ会長の畠山雪乃(うの)さん(3年)は「味には自信があります。多くの人にPRしたい」と話した。
1袋150グラム入り540円(税込み)。問い合わせは同駅(電話0176-28-3790)へ。