盛岡の「りあすぱーく」29日閉店 三陸や能登物産販売、復興伴走

29日に営業を終える「りあすぱーく」。被災地の手仕事や事業者を支えてきた=27日、盛岡市内丸
 盛岡市内丸の復興応援の店「りあすぱーく」は29日に営業を終了する。東日本大震災発生10年となる2021年3月にオープンし、沿岸部の物産販売のほか石川県能登半島の被災地支援にも力を入れてきたが、経営の厳しさもあり決断した。運営主体のセーブイワテ(寺井良夫理事長)は「店がなくなっても三陸や能登の応援を続ける」と息の長い取り組みを誓う。

 りあすぱーくは、セーブイワテが中心となって21年3月11日、市役所内丸分庁舎1階に開店。同団体が沿岸の中小事業者の商品販売活動を手がける中で市から打診を受け、無償で場所を借りて店舗を設けた。

 28、29日の営業は午前10時半~午後5時。問い合わせはりあすぱーく(019・681・1577)へ。

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