青森県おいらせ町の町商工会青年部(中村大輔部長)は2日、町中央公園や百石本町商店街で、飲食店の屋台やフリーマーケットが楽しめるイベント「MOMO市(ももいち)」を開いた。2019年を最後に途絶えていた「おいらせ軽トラ市」を、名前を変えて5年ぶりに“復活”させた。コロナ禍以降、苦境に立たされてきた地元飲食店が中心となり、町外の事業者も巻き込んで町を盛り上げる。10月までの毎月第1日曜、午前10時~午後4時に開く。
軽トラ市は14年、町商工会などでつくる実行委員会が、旧百石町の中心街にかつてのにぎわいを取り戻そうと始めた。来場者のピークは4年目の17年。年間で延べ約1万1500人を呼び込んだ。
しかし午前7時半~11時と開催時間が早くて短いことや、次第に新鮮味がなくなったことなどから、出店者や来場者は減っていった。町が20年、財政健全化のため事業を大幅に見直し、軽トラ市の補助金が打ち切られてしまったことも大きかった。
今回、イベント復活を呼びかけたのは、会場近くの飲食店「旨味処竈(うまみどころかまど)」を店長の夫とともに切り盛りする北向恵子さん(42)。北向さんは「町のイベントが少なくなり、青年部の活動も減っている。(毎年秋に開かれる)百石まつりの時のようなにぎわいを毎月つくりたい」と語る。
この日は約900人が来場。飲食店など18店舗が出店し、家族連れや近隣住民でにぎわった。軽トラ市の時代にはなかった、ステージ上でのダンスなどのパフォーマンスもあった。
町内に住む会社員山田百華(ももか)さん(25)は家族3人で訪れ、「盛り上がっていてびっくり。小さい子どもが遊べるような何かがあればもっと来やすくなるのでは」と話した。
出店などの問い合わせは町商工会青年部(電話0178-56-2511)へ。
軽トラ市は14年、町商工会などでつくる実行委員会が、旧百石町の中心街にかつてのにぎわいを取り戻そうと始めた。来場者のピークは4年目の17年。年間で延べ約1万1500人を呼び込んだ。
しかし午前7時半~11時と開催時間が早くて短いことや、次第に新鮮味がなくなったことなどから、出店者や来場者は減っていった。町が20年、財政健全化のため事業を大幅に見直し、軽トラ市の補助金が打ち切られてしまったことも大きかった。
今回、イベント復活を呼びかけたのは、会場近くの飲食店「旨味処竈(うまみどころかまど)」を店長の夫とともに切り盛りする北向恵子さん(42)。北向さんは「町のイベントが少なくなり、青年部の活動も減っている。(毎年秋に開かれる)百石まつりの時のようなにぎわいを毎月つくりたい」と語る。
この日は約900人が来場。飲食店など18店舗が出店し、家族連れや近隣住民でにぎわった。軽トラ市の時代にはなかった、ステージ上でのダンスなどのパフォーマンスもあった。
町内に住む会社員山田百華(ももか)さん(25)は家族3人で訪れ、「盛り上がっていてびっくり。小さい子どもが遊べるような何かがあればもっと来やすくなるのでは」と話した。
出店などの問い合わせは町商工会青年部(電話0178-56-2511)へ。