JR四ツ小屋駅(秋田市)の西口近くに、コインロッカーに似た小窓付きの収納庫が設置されている。中に入っているのは、駅利用者の手荷物と思いきや、青々としたリーフレタス。その正体は野菜の自動販売機だ。
管理するのは、四ツ小屋地区の農家三浦洋さん(41)。元々は建築会社の社員だったが、30歳を前に区切りを付け、市内の農業法人で3年間修業し独立した。現在、リーフレタスやワサビ菜、ミニトマトなどを水耕栽培と露地栽培で育てる。野菜の自動販売機があることをインターネットで知り、販路を拡大するためにやってみようと考えた。
4月、四ツ小屋駅向かいの一角を借りて販売機を設置した。10個の収納スペースがあり、硬貨投入口にお金を入れると解錠され、中の野菜を持ち出せる仕組みだ。
毎朝、収穫したての野菜を補充する。リーフレタスは1袋100円。価格もお手頃だ。「ほぼ毎日、全てのロッカーが空になっている」と喜ぶ。
販売機の横に置いているノートには、「おいしいのでリピートしています」「とてもいいアイデア」といった購入者のメッセージがつづられている。三浦さんがお礼の言葉を書き込むこともある。
販売する野菜は季節ごとに変わり、6月中旬からは夏が旬のミニトマトやナスにする予定。三浦さんは「24時間いつでも買えるのが特徴。丹念に育てた新鮮な野菜を、好きな時に好きな分だけ買っていってほしい」と顔をほころばせた。
管理するのは、四ツ小屋地区の農家三浦洋さん(41)。元々は建築会社の社員だったが、30歳を前に区切りを付け、市内の農業法人で3年間修業し独立した。現在、リーフレタスやワサビ菜、ミニトマトなどを水耕栽培と露地栽培で育てる。野菜の自動販売機があることをインターネットで知り、販路を拡大するためにやってみようと考えた。
4月、四ツ小屋駅向かいの一角を借りて販売機を設置した。10個の収納スペースがあり、硬貨投入口にお金を入れると解錠され、中の野菜を持ち出せる仕組みだ。
毎朝、収穫したての野菜を補充する。リーフレタスは1袋100円。価格もお手頃だ。「ほぼ毎日、全てのロッカーが空になっている」と喜ぶ。
販売機の横に置いているノートには、「おいしいのでリピートしています」「とてもいいアイデア」といった購入者のメッセージがつづられている。三浦さんがお礼の言葉を書き込むこともある。
販売する野菜は季節ごとに変わり、6月中旬からは夏が旬のミニトマトやナスにする予定。三浦さんは「24時間いつでも買えるのが特徴。丹念に育てた新鮮な野菜を、好きな時に好きな分だけ買っていってほしい」と顔をほころばせた。