あおもり犬、今年もぴかぴか/県立美術館

清掃員たちに汚れを落としてもらう「あおもり犬」

 青森市の県立美術館のシンボル的作品で、弘前市出身の美術家・奈良美智さんが制作した「あおもり犬」の清掃が22日、行われた。1年ぶりに汚れを落としてもらったあおもり犬はぴかぴかの白い肌を取り戻し、気持ちよさそうな表情を見せた。

 あおもり犬は、野外に設置された高さ8.5メートルの大きなモニュメント。ほこりや泥で全身に黒い筋のような汚れが付くため、毎年この時期に清掃を行っている。同館経営管理課副課長の荒木泰久さんによると、2022年に再塗装されていることや暖冬だった影響から「今年は汚れが付きにくかった」という。

 この日は晴天の下、清掃員6人が足場に上って作業。洗剤は使わず、水を含ませたスポンジでこすり洗いするなど、丁寧に汚れを落としていた。あおもり犬を洗うのは5回目だという清掃員の三上寿文さんは「心なしか(あおもり犬が)笑顔になったように見える」と笑った。

 あおもり犬へ通じる屋外連絡通路は冬の間閉鎖されていたが、23日から同館の開館時間に合わせて開放される。

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