青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館は6日から、写真家や映画監督などとして幅広く活動する蜷川(にながわ)実花さん(51)の個展を開催する。蜷川さんが2022年から弘前さくらまつり期間中に同市を訪れ撮影した桜の写真や、四季折々の花を使った立体作品などを展示する。
個展は、13日から県内五つの公立美術施設が連携し行う「AOMORI GOKANアートフェス2024」の企画の一つ。
蜷川さんは東京都出身で、人々の身近にある花を光を生かして色彩豊かに表現する作風が特徴。
面積約300平方メートル、高さ15メートルの展示室を埋める立体作品「Sanctuary of Blossoms」は圧巻。四方をスクリーンで二重に仕切った空間は、外から見ると枯れた枝葉が外に伸びるだけだが、仕切りの中は生き生きとした造花であふれる。
弘前公園で撮った花筏(はないかだ)などの桜の写真10枚は初公開の新作。刻一刻と変化する桜の姿が表現されている。
5日に行われた内覧会で、蜷川さんは「弘前の桜は桜守など、人々が大切に守り継いできたという点で特別」と思い入れを明かし「市民が慣れ親しんだ景色とは違った見え方を伝えられたらうれしい」と語った。
個展は9月1日まで。観覧料は一般1500円、大学・専門学生千円、高校生以下は無料。問い合わせは同美術館(電話0172-32-8950)へ。
個展は、13日から県内五つの公立美術施設が連携し行う「AOMORI GOKANアートフェス2024」の企画の一つ。
蜷川さんは東京都出身で、人々の身近にある花を光を生かして色彩豊かに表現する作風が特徴。
面積約300平方メートル、高さ15メートルの展示室を埋める立体作品「Sanctuary of Blossoms」は圧巻。四方をスクリーンで二重に仕切った空間は、外から見ると枯れた枝葉が外に伸びるだけだが、仕切りの中は生き生きとした造花であふれる。
弘前公園で撮った花筏(はないかだ)などの桜の写真10枚は初公開の新作。刻一刻と変化する桜の姿が表現されている。
5日に行われた内覧会で、蜷川さんは「弘前の桜は桜守など、人々が大切に守り継いできたという点で特別」と思い入れを明かし「市民が慣れ親しんだ景色とは違った見え方を伝えられたらうれしい」と語った。
個展は9月1日まで。観覧料は一般1500円、大学・専門学生千円、高校生以下は無料。問い合わせは同美術館(電話0172-32-8950)へ。