八戸「こどもの国」新しい遊具も楽しんで

営業初日から多くの家族連れでにぎわった大型複合遊具

 青森県八戸市十日市の八戸公園内にある「こどもの国」の遊園地ゾーンで1日、今年の営業が始まった。まだ冷たい風が吹く中、多くの親子連れが次々と訪れ、多彩な遊具を楽しんでいた。市が整備を進めている「(仮称)大型遊具ゾーン」で同日から供用が始まった、年齢や体力、障害の有無にかかわらず遊べる「インクルーシブ遊具」や大型複合遊具も多くの利用者でにぎわった。

 同日は午前中から、定番の人気遊具であるジェットコースターやメリーゴーラウンドの利用者が絶えず、大きな歓声が上がっていた。城をイメージした、滑り台とジャングルジムなどを組み合わせた大型複合遊具にも多くの子どもたちが詰めかけ、保護者たちが写真を撮るなどして楽しんだ。

 家族で訪れ、大型複合遊具で遊んでいた同市の日野沢茉桜(まお)さん(吹上小1年)は「滑り台が楽しかった」とうれしそう。同公園の指定管理者「三八五流通」指定管理部の小笠原恵子八戸公園長は「新しくできた大型複合遊具を含め、体を目いっぱい動かせる遊具がそろっているので、楽しく元気に遊んでほしい」と呼びかけた。

 今年のこどもの国の営業は11月4日までで、遊具の利用時間は午前9時~午後4時45分。定休日は毎週月曜で、祝日や振替休日の場合は翌日が休園。

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