青森県内5施設連携アートフェス概要

 青森県内五つの公立美術施設が連携し今春スタートする「AOMORI GOKANアートフェス2024-つらなりのはらっぱ-」の開催概要が16日までに、明らかになった。イベント期間中に5館を巡回する「共通企画」や「つらなりのはらっぱ」をテーマにした各館独自の「メイン企画」などを展開する。

 同フェスは、4月6日から弘前れんが倉庫美術館で開催される「蜷川実花展 with EiM:儚(はかな)くも煌(きら)めく境界」「弘前エクスチェンジ#06『白神覗見考』」を皮切りにスタートする。

 同館のほか青森市の県立美術館と青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)、八戸市美術館、十和田市現代美術館を合わせた5館共通企画は、現代美術家・栗林隆さんによる「元気炉」。原子炉を模した作品に薬草の香りを帯びた蒸気を発生させ、観客が中に入って体験することができる。8月9日から最終日の9月1日まで、各館を巡回する。

 アートフェス実行委員会は、各美術館情報や施設周辺の観光、グルメ情報、周遊モデルコースなどを分かりやすくまとめた公式ガイドブック(有料)を3月に発行する。各施設で提示すると割引やさまざまな特典を受けられる「スタンプラリー&パスポート」が付いている。同ガイドブックと5館のメイン企画を割安で鑑賞できる「公式ガイドブック付き5館周遊チケット」(一般税込み3700円)はオンライン限定で今月14日から販売を始めた。

 アートフェス実行委(事務局・県立美術館)の蓑島聖人さんは「美術館を拠点に青森の魅力を知るいい機会になれば」と意気込む。周遊チケットの購入やアートフェスの詳細は公式サイトへ。

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