青森県五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で1日、冬の風物詩である「ストーブ列車」の運行が始まった。乗客は昔ながらのだるまストーブで暖を取りながら、車窓に広がる津軽平野の雪景色を楽しんだ。来年3月31日まで毎日運行する。
正午に津軽五所川原駅を出発した一番列車には、観光客ら約50人が乗り込んだ。前日からの雪で沿線は一面の銀世界。客は赤々と石炭が燃える様子を写真に収めたり、あぶったするめを味わったりしながら、片道20.7キロのレトロ旅を満喫した。
運行開始に先立ち同駅では出発セレモニーが行われ、澤田長二郎社長が「安全・安心に全力を挙げ、お客さまを運びたい」とあいさつ。同市の三弦小川会が津軽三味線を演奏し、新宮団地こども園の園児が手を振って列車を見送った。
埼玉県から来た白鳥佳江さん(65)と佐々木二三四(ふみよ)さん(69)は「だるまストーブは小学校のとき以来で懐かく、楽しかった。桜の木がたくさんある所があったので、今度は桜の季節に来たい」と感激した様子で語った。ストーブ列車は12月29日までは平日2往復、土・日3往復で運行。同月30日からは毎日3往復となる。
正午に津軽五所川原駅を出発した一番列車には、観光客ら約50人が乗り込んだ。前日からの雪で沿線は一面の銀世界。客は赤々と石炭が燃える様子を写真に収めたり、あぶったするめを味わったりしながら、片道20.7キロのレトロ旅を満喫した。
運行開始に先立ち同駅では出発セレモニーが行われ、澤田長二郎社長が「安全・安心に全力を挙げ、お客さまを運びたい」とあいさつ。同市の三弦小川会が津軽三味線を演奏し、新宮団地こども園の園児が手を振って列車を見送った。
埼玉県から来た白鳥佳江さん(65)と佐々木二三四(ふみよ)さん(69)は「だるまストーブは小学校のとき以来で懐かく、楽しかった。桜の木がたくさんある所があったので、今度は桜の季節に来たい」と感激した様子で語った。ストーブ列車は12月29日までは平日2往復、土・日3往復で運行。同月30日からは毎日3往復となる。