ライトに照らされ浮かび上がる木々=18日午後6時ごろ

 青森県黒石市の紅葉の名所・中野もみじ山で20日から、夜間ライトアップが始まる。18日、試験点灯が行われ、色づき始めた木々などが照らされ闇夜に浮かび上がった。紅葉の見ごろは今月下旬から11月上旬になる見込み。

 ライトアップは、中野もみじ山の魅力向上と夜間の安全確保を図るため市が実施している。今年はリクルート(東京)が行ったインターネット調査「じゃらん 夜の紅葉絶景ランキング」で中野もみじ山が1位に選ばれたことから、関係者は来訪者増に期待を寄せている。

 18日現在、色づいている木々が所々あるものの、黒石観光協会は本格的な紅葉の始まりは20日ごろからとしている。同協会の石澤照代会長は「滝や川、起伏に富んだ場所の良さを楽しんでほしい。間もなくきれいな紅葉を見ていただけると思う」と話している。

 ライトアップは11月5日までの午後4時半から同9時。また、ライトアップ期間中、午前9時から午後9時まで臨時観光案内所を開設する。同協会は行楽客に対し、津軽伝承工芸館の駐車場利用を呼びかけている。

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