青森県弘前市は11日、弘前公園にある日本一太いソメイヨシノが、登録から16年間で幹回りが1割近く増え、着実に記録を更新している-と公表した。植樹から120年を超す老木だが、同公園の桜守で市公園緑地課の海老名雄次総括主査は「一般的なソメイヨシノと変わらない成長をしている。ずっと日本一でいられるよう大事に管理していきたい」と話している。
海老名さんが同日、市内で開かれた弘前公園の桜の研究発表会で報告した。今月2日、地面からの高さ130センチの幹回りを計測すると、2007年より45センチ増の582センチで、単幹(株立ちが1本)の太さ日本一を更新した。半径が毎年約5ミリ太くなっている計算だ。
市は近く、環境省の巨樹・巨木林データベースの情報を更新する予定。海老名さんは「桜には樹齢千年以上の品種もある。千年先まで日本一の座を守っていけたら」と語った。
海老名さんが同日、市内で開かれた弘前公園の桜の研究発表会で報告した。今月2日、地面からの高さ130センチの幹回りを計測すると、2007年より45センチ増の582センチで、単幹(株立ちが1本)の太さ日本一を更新した。半径が毎年約5ミリ太くなっている計算だ。
市は近く、環境省の巨樹・巨木林データベースの情報を更新する予定。海老名さんは「桜には樹齢千年以上の品種もある。千年先まで日本一の座を守っていけたら」と語った。