GMUのふるさとナビ3 鶴田・スチューベン狩り


 長かった残暑も落ち着いて、ようやく秋めいてきましたね。待ちに待った食欲の秋! 今回お邪魔するのは鶴田町です。食のテーマは、もちろん日本一の生産量を誇るスチューベン。町内の観光ぶどう園がオープンすると聞いたGMU堀川あい、武田羽瑠が初めてのブドウ狩りを楽しみます。

 到着したのは、道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」近くにある芽実(めぐみ)農園。山田俊さん・園実さんご夫婦が園内を案内してくださいました。熟したブドウを見分けるには、ブルーム(果粉)と呼ばれる白っぽい粉に覆われている房を選ぶのが良いそうです。

 そして、おいしい食べ方も教えてもらいました。果肉を口に含んだら、皮に残った果汁と一緒にかまずにごっくん。まるで飲み物みたいに味わうのです。すると「甘みが口いっぱいに広がって幸せ」(堀川)、「もぎたてで、とってもジューシー」(武田)と感動に包まれます。

 一緒にいただいた芽実農園産スチューベン100%のジュースは、さらに濃厚な甘さと風味が楽しめました。さらに、ブドウの草木染体験もできるそうです。町内の観光ぶどう園は9月23日から10月15日まで。お出かけの際は、予約をお願いします。

 ▼問い合わせ 鶴田町観光案内所(TEL:0173-26-5563)

【相川正光町長から】

 今年も鶴田町で自慢のスチューベンが収穫期を迎えました。10年に1度といわれる猛暑に見舞われながらも無事に育ち、鮮やかな紫色のブドウが実りました。農家の皆さんが手塩にかけて育てた自慢のスチューベンを、たくさんの方に味わっていただきたいです。観光ブドウ園での収穫体験も、ぜひお楽しみください。

◆◆◆ちょっと耳寄り◆◆◆

 ■「鶴の舞橋」お化粧直し中 津軽富士見湖に架かる鶴の舞橋は、全長約300メートルもある日本一長い木造の三連太鼓橋。岩木山を背景にした四季折々の美しい眺めが人気です。改修工事のため2024年3月まで渡れませんが、大規模工事に関する展示やイベントが予定されています。問い合わせは町企画観光課(TEL:0173-22-2111)へ。

食べごろのスチューベンを手に自然と笑みがこぼれるGMU堀川(左)と武田

スチューベン100%のブドウジュースもいただきました

相川正光町長

改修工事が進められている観光名所「鶴の舞橋」

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