「将来も地域とともに」海自大湊が70周年式典

長い列ができた海自カレーの「コンプリートプレート」。限定600食が約1時間半で完売した

 青森県と北海道の周辺海域を管轄する海上自衛隊大湊地方隊(むつ市)は16日、創設70周年を迎えた。同市の下北文化会館で開いた記念式典で泉博之・大湊地方総監は「北の守りに万全を期す」「将来にわたり地域とともにある」ことを誓った。また、4年ぶりに大湊基地が一般開放され、国内5地方総監部(大湊、横須賀、舞鶴、呉、佐世保)の海自カレー食べ比べなどでにぎわった。

 式典で宮下宗一郎知事は、旧海軍時代から121年にわたる地域との結びつきに触れながら、「関係自治体との共存共栄の歴史は続いていくと確信している」とあいさつ。泉総監は2024年度に同地方隊が横須賀地方隊に統合されることを念頭に、「いかに有り様が変わろうと、郷土愛あふれる伝統と各種任務を遂行する実力を保持して、皆さまの期待に応える存在であり続けなければならない」と強調した。

 大湊地方総監部によると、同日の基地開放には約1650人が来場。この日限定で行われた海自カレーの食べ比べ「総監部コンプリートプレート」や、船で海から基地を眺めることができる芦崎湾内クルーズに長い列ができた。

 コンプリートプレートを味わった秋田県鹿角市の会社員阿部俊悦さん(45)は「全国初という今回の企画はとっても画期的。個人的には舞鶴のビーフカレーが好みだった」と満足そうに話した。

 大湊基地は17、18日も一般開放され、艦艇公開などが行われる。

 同地方隊は1953(昭和28)年9月16日、当時の保安庁警備隊大湊地方隊として創設。54年の海自発足後、所属部隊の改編や改称を重ね、現在は同市大湊地区にある総監部、警備隊、弾薬整備補給所、造修補給所、基地業務隊、衛生隊、音楽隊と、北海道の函館基地隊、余市防備隊、稚内基地分遣隊で構成する。


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