日本三大霊場の一つ、青森県むつ市の恐山で20日、夏の大祭が始まった。県内外から参拝者が訪れ、鎮魂の鐘の音が響く中、地蔵に手を合わせながら亡き人をしのんだ。
観光客の姿も多く、カメラで宇曽利山湖の写真を撮影したり湖畔を散策したりしていたほか、カラカラと音を鳴らし風に揺れる風車に見入っていた。
水子地蔵の前で般若心経を唱えていた、おいらせ町の50代女性と三沢市の70代女性は、10年ほど前から毎年訪れているという。「今生きている私たちがお参りすることが(先祖の)供養になる。先祖に感謝の気持ちを伝えたい」と語った。
恐山は「人は死ねばお山(恐山)に行く」と信仰を集めている。昔から「大祭の時期に地蔵に祈れば、亡くなった人の苦難を救う」と言い伝えられている。
夏の大祭は24日まで。開門時間は午前6時~午後6時で、僧侶らが列をなし藩政時代の山主の参拝を再現する「山主上山(さんしゅじょうざん)式」は簡略化して22日に行う。
観光客の姿も多く、カメラで宇曽利山湖の写真を撮影したり湖畔を散策したりしていたほか、カラカラと音を鳴らし風に揺れる風車に見入っていた。
水子地蔵の前で般若心経を唱えていた、おいらせ町の50代女性と三沢市の70代女性は、10年ほど前から毎年訪れているという。「今生きている私たちがお参りすることが(先祖の)供養になる。先祖に感謝の気持ちを伝えたい」と語った。
恐山は「人は死ねばお山(恐山)に行く」と信仰を集めている。昔から「大祭の時期に地蔵に祈れば、亡くなった人の苦難を救う」と言い伝えられている。
夏の大祭は24日まで。開門時間は午前6時~午後6時で、僧侶らが列をなし藩政時代の山主の参拝を再現する「山主上山(さんしゅじょうざん)式」は簡略化して22日に行う。