青森県むつ市の釜臥山スキー場に群生しているシラネアオイの花が盛りを迎えている。早咲きとなった紫色の花が彩る斜面の眼下には、陸奥湾や海上自衛隊大湊基地、市街地といった風景がダイナミックに広がり、登山客らの目を楽しませている。
シラネアオイは日本固有の植物。青空が広がった9日、ゲレンデ上部の標高400~500メートル付近では、いくつかの株が密集して花が咲いている様子を見ることができた。咲いている場所によって花の紫色には濃淡があり、山肌を吹き抜ける風に揺れていた。
下北自然ボランティアガイドクラブの会会長の濵石基睦さん(81)によると、例年は咲き始めの時期が今ぐらいだという。近年のリフト工事などの関係で、シラネアオイを含め植物が生えていない場所もあるが、濵石さんは「2~3年もすると、また花が増えてくるのでは」と期待を込めて話した。
シラネアオイは日本固有の植物。青空が広がった9日、ゲレンデ上部の標高400~500メートル付近では、いくつかの株が密集して花が咲いている様子を見ることができた。咲いている場所によって花の紫色には濃淡があり、山肌を吹き抜ける風に揺れていた。
下北自然ボランティアガイドクラブの会会長の濵石基睦さん(81)によると、例年は咲き始めの時期が今ぐらいだという。近年のリフト工事などの関係で、シラネアオイを含め植物が生えていない場所もあるが、濵石さんは「2~3年もすると、また花が増えてくるのでは」と期待を込めて話した。