白神ライン、25日に冬季閉鎖解除

25日に通行止めが解除される予定の砂子瀬ゲート=18日午後、西目屋村

 青森県は18日、世界自然遺産・白神山地への主要アクセス道、県道岩崎西目屋弘前線「白神ライン」の砂子瀬-暗門間(西目屋村、7.4キロ)の冬季閉鎖を、予定通り25日正午に解除する方針を決めた。世界遺産登録30周年イヤーの本格的な観光がスタートする。

 同村砂子瀬の「砂子瀬ゲート」近くの土砂崩れ(2021年12月発生)に伴う約100メートルの片側交互通行は継続するが、地元の要望を受け、午前8時~午後4時半に限っていた通過時間を、日没までに延長する方向で調整している。同ゲートの先にある観光地・暗門エリアがフィールドの観光・ガイド業からは、時間規制によって、観光客がゆとりを持って楽しめない-との指摘が上がっていた。

 25日の冬季閉鎖解除は関係者間にすでに伝わっており、着々と準備が始まっている。暗門エリアの観光施設「アクアグリーンビレッジANMON」も同日に売店などをオープン予定。運営元「ブナの里白神公社」(同村)の角田克彦事務局長は、土砂崩れの安全確認でゲート開通が例年より3カ月遅い7月となった昨年は「苦しいシーズンだった」とし「観光客の受け入れ準備を整えて、30周年の年を盛り上げたい」と張り切っている。

 ブナ林散策道などを案内するガイド業「エコ・遊」の土岐司代表は「通行止めで昨年は見られなかった白神の新緑も今年は楽しめる。30年間の自然の変化を伝えたい」と語った。

 津軽ダム湖の水陸両用バスは29日に営業を開始する予定。運行する津軽白神ツアー所長の濱中真さんは「5月の大型連休は、弘前さくらまつり観光とも連動した集客が見込めそうだ」と期待を込めた。

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