菜の花と朝日・夕日テーマ 土産品完成/横浜町

横浜町をPRする新たな土産品となる日本酒とレトルトカレーを持つ岩田代表

 青森県横浜町の菜の花と朝日、夕日をテーマにした日本酒とレトルトカレーが完成し、今月から町内などで販売を始める。

 同町から見える夕日と朝日で地域を盛り上げようと、町民有志が昨年立ち上げたグループ「よこはまSUN*SUN(サンサン)プロジェクト」(岩田広行代表)が企画した。日本酒とレトルトカレーのラベルには、岩田代表らメンバーが撮影した陸奥湾の向こうに沈む夕日に、菜の花を合成した写真を採用した。

 日本酒はむつ市の関乃井酒造が製造。300ミリリットル入りで味はやや辛口。「純米酒 菜の花や蕪村」として、14日から町内の土産物店兼食堂「トラベルプラザ・サンシャイン」や道の駅よこはま、むつ市内の酒販店で600円で販売する。

 「朝陽(ひ) 夕陽(ひ)の菜の花カレー」と名付けられたレトルトカレーは、佐井村の業者が製造。具材には同町産の菜種油と菜花を使っている。16日に町内のイベントでデビューし、トラベルプラザ・サンシャインや道の駅よこはまで販売する。

 岩田代表はカレーについて「まろやかな口当たり。子どもから大人まで食べられる」とPR。同グループのメンバーでもある町観光協会の杉山徹会長は「新たな土産品を通じ、朝日、夕日を菜の花に続く町の観光資源として発信できれば」と語った。


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