道の駅つるた マスカットワイン限定販売へ

8日発売の「シャインマスカットワイン」を手にする一戸駅長

 青森県鶴田町の道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」は、町内産の高級ブドウ・シャインマスカットを使った「シャインマスカットワイン」を8日発売する。販売は3年目で、昨年は発売から4日で完売した人気の白ワイン。200本限定で予約は受け付けず、店頭販売のみ行う。

 ブドウ品種・スチューベンの産地として知られる鶴田町だが、近年はシャインマスカットの生産に取り組む農家も増えている。

 同駅は5農家から、色味の点で生食用での出荷が不利な2022年産のシャインマスカット370キロを購入。むつ市のサンマモルワイナリーに製造を委託した。同品種を100%使っており、アルコール度数は11%。同品種の甘さと、リンゴやライチを思わせる爽やかな香りが特長となっている。

 年々人気が出ていることを受け、今年は販売本数を前年より50本増やした。同駅の一戸明彦駅長は「飲みやすいので女性にも人気がある。今年はより甘みがある印象」と話している。

 1本750ミリリットル(化粧箱入り)で、価格は5千円。問い合わせは同駅(電話0173-22-5656)へ。

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