弘前文化センター改修終了 1日オープン

リニューアルされたプラネタリウム。足元には人工芝が敷かれ、寝転んで天体観測を楽しめる

 施設の老朽化に伴う長寿命化改修工事のため2021年から休館していた青森県弘前市の弘前文化センターが、4月1日にリニューアルオープンする。外観は変わらないが、入り口を入ってすぐの階段とロビーに敷かれたピンクのじゅうたんが一新し、館内全体が明るくなった印象。会議室などを増設したほか、センターに併設する弘前市立中央公民館のプラネタリウムも新しくなった。

 弘前文化センターは1981年に開館。地下1階、地上3階建てで、ホールや大会議室、展示室などを備え、美術の展覧会や演劇舞台、各種教室の会場などとして親しまれている。工事期間は約2年間、事業費は約26億円。

 1階の物置は改修し新たに会議室に。1階にしかなかった多機能トイレは2、3階にも造った。託児室の隣には授乳室を設置し、親子連れも安心して利用できるようにした。2階には新たに喫茶店がオープンした。同センターのリニューアルに伴い30日、市が報道陣向けに内覧会を開き、内部を紹介した。

2階ロビーや階段のピンクのじゅうたんが張り替えられ、施設内全体が明るい印象に

新しくなった多目的研修室は従来の固定席が取り除かれ、自由に組み合わせて使える台形型テーブルが置かれた

託児室の隣に新しく造られた授乳室

4月1日にリニューアルオープンする弘前文化センター=30日、弘前市下白銀町

弘前市

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