白神の水を加えたアップルブランデー開発

「白神山地の水」を加えたアップルブランデー。27日に発売する

 JR東日本青森商業開発(青森市、紺野洋紀社長)が運営するA-FACTORYシードル工房が、白神山美水館(鯵ケ沢町)のミネラルウオーター「白神山地の水」を加えたアップルブランデーを開発した。27日発売する。

 250ミリ入りで2種類。「ナチュラル」(税込み2915円)はアルコール度数を25度に調整。リンゴの自然な甘い香りが楽しめ、アップルブランデー初心者にお薦め。「エタニティ」(同3300円)はアルコール度数40度。リンゴのまろやかさと原酒の力強さのバランスが取れた仕上がりとなっている。

 20日、県庁で三村申吾知事に発売を報告した紺野社長は「白神山地の水と相性は良く、オール青森県産のタッグ。昨夏、大雨被害があった鯵ケ沢を応援したいし、白神山地の世界自然遺産登録30周年の契機。観光キャンペーン『ツナガル ツガル』も控える。青森県の魅力をPRしたい」と語った。

 白神山美水館の太田正史取締役営業部長は「弊社の水を使って、おいしくなったと言っていただき、うれしい。ご当地感が強い、良いお酒ができた」と太鼓判を押した。

 販売は青森市のA-FACTORYのほか、通販サイトのJREMALL、ヤフーショッピングで。

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