あおもり犬 初の「化粧直し」/県立美術館


 青森市の県立美術館は、弘前市出身の美術家・奈良美智さんが制作し、シンボル作品として親しまれているモニュメント「あおもり犬」の、初めての再塗装作業を10月中に行った。11月2日は内覧会が開かれ、関係者約30人が、より白さを増してきれいに“化粧直し”された、あおもり犬と対面した。

 2005年完成のあおもり犬は高さ8.5メートルの立体作品で、屋外に設置されている。完成から17年がたち、寒暖差や積雪による経年劣化で、塗膜の浮きや剥がれ、ひび割れが目立ってきたことなどから、再塗装に着手。同館の設備改修に伴う休館に合わせ、10月12日から5日間にわたり、高圧洗浄機での水洗いに加え、欠損部の補修、フッ素樹脂塗装などを施した。20日には奈良さんが出来栄えを確認し「あおもり犬をつくって本当に良かった」と話していたという。

 内覧会には同館のボランティアスタッフやサポートシップ倶楽部の会員が訪れ、あおもり犬をじっくり眺めたり、写真に収めたりした。同市の60代女性は「頭から足の先まできれいになって、ますますかわいくなった。大勢の県民や観光客に生まれ変わったあおもり犬を見てほしい」と声を弾ませた。

 同館によると、23日の営業再開後、雪で屋外連絡通路が閉鎖されるまでは一般の来館者もあおもり犬を間近で鑑賞できる。問い合わせは同館(電話017-783-5240)へ。

「お化粧直し」された「あおもり犬」を見上げる関係者ら=2日、青森市の県立美術館

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