青森県重宝「五輪塔」特別公開 五林神社、10月2日/中泊

五林神社本殿に安置されている「五輪塔」の全景(中泊町博物館提供)

 今年3月に青森県重宝の指定を受けた中泊町の五林神社「五輪塔」について、同神社氏子や五林地区住民でつくる輪寿荘運営委員会が中心となり10月2日、特別公開する。関係者は「普段公開されていない貴重な文化財を見る絶好の機会」とPRしている。

 五輪塔は鎌倉-室町後期に造られたとされる石塔。源義経の家来大道寺力と妻オリを祭ったとする伝承や、安藤氏関連の豪族の墓などの説がある。拝殿最奥の格子戸で仕切られた本殿に安置され、通常は公開されていない。

 県重宝に指定され住民らの関心が高まっていることから、五林地区の自治運営組織である同委員会を中心に限定公開を企画した。当日は中泊町博物館の齋藤淳館長がパネル解説を行う。

 同委員会の三上敏彦委員長(69)は「地元住民でも五輪塔の存在を知らない人は多い。本来は見せ物ではないが貴重な文化財があることを知ってもらい、みんなで守っていく機運を高めたい」と話した。

 公開は午前10時から午後3時まで。自家用車で訪れる際は近くの町役場駐車場の利用を呼びかけている。

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