無人「向山駅」愛好会が10周年式典/おいらせ

ミュージアム前で愛好会発足10年を祝う会員たち

 青い森鉄道向山駅(青森県おいらせ町)を改装したミュージアムの運営団体「向山駅愛好会」が発足10周年を迎えた。向山駅開設100周年を兼ね、25日、同町のカワヨグリーン牧場で記念式典を開いた。全国各地から集まった鉄道ファンや会員ら50人が結束と発展を誓い合った。

 向山駅は1922年に木ノ下信号場として開設。フジ製糖の専用線があり、貨物輸送拠点の役目を担っていた時代もあったが、92年に無人化。廃虚状態を見かねた地元町内会有志が清掃したところ、国鉄時代の遺物などを発見し、2011年から「向山駅ミュージアム」と名付けて展示を始めた。貴重な資料と素朴な展示手法に魅了されたファンが会員となり、12年に愛好会が発足。鉄道談議の場としてじわじわと輪を広げていった。

 式典で中村淳悦会長(69)が「駅を中心に和める空間づくりを進めてきた。次の10年、20年へつないでいく」とあいさつ。階上町のシンガー・ソングライター古屋敷裕大さん(37)がオリジナルイメージソング「また会おう」を披露した。

 式典後、会員らはミュージアムに移動し、鉄道ジオラマを楽しんだり、思い出話に花を咲かせた。5年前に“同姓”の駅を訪ねたのが縁で会員になった向山(むこうやま)誠一さん(52)=東京都=は「鉄道にまつわるさまざまな話ができる面白い場だ。青森県のことは何も知らなかったが、定期的に訪ねるきっかけになった」と話していた。

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