「十和田湖ひめます」食べようキャンペーン

「十和田湖ひめます」キャンペーンを紹介する十和田湖PRキャラクターの南そボーヤ

 十和田湖特産のヒメマスを多くの人に味わってもらおうと、青森県と秋田県の関係団体でつくる「十和田湖ひめますブランド推進協議会」(佐々木千佳子会長)は17日から「食べようキャンペーン」を行う。同協議会が認証した十和田市と小坂町の27店舗でヒメマス料理を食べて応募すると、抽選で両市町の2千円相当の産品が計50人に当たる。

 キャンペーンは「十和田湖ひめます」が2015年1月に地域団体商標に登録されたのを受け、同協議会が17年度から実施。6年目の本年度は11月6日まで51日間行う。認証店で食べるともらえる応募券に必要事項を記入し、店舗内の応募箱に入れる。

 認証店は同市の湖畔休屋・宇樽部・子ノ口地区と焼山地区に計16店、同市街地に5店、小坂町に6店あり、刺し身や塩焼き、フライなど各店がこだわりのメニューを提供する。抽選は11月下旬。1人何口でも応募できるが、当選は1人1回とする。

 同協議会は12日、休屋地区の十和田食堂でキャンペーンの発表会を行った。前年度の応募件数は2429件で、佐々木会長は「今までにない反響があり、ブランドとして浸透してきたと感じる。地元の方に食べていただいてPRしていただければ」と話した。

 漬け丼定食などを提供している同食堂の鹿渡一明代表は「お盆のかき入れ時は大雨で例年の3分の1から4分の1に客足が落ちた」と話し、キャンペーンの盛り上がりに期待を寄せた。

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