晴天に「加代子スマイル」福士さんかかし登場

福士さんをかたどった大型かかしを設置する実行委員ら=24日、青森市羽白

 陸上女子長距離で五輪に4度出場し、今年1月に引退した青森県板柳町出身の福士加代子さん(40)を模した大型かかしが24日、青森市油川地区の国道280号バイパス沿いにお目見えし、ドライバーや住民の目を楽しませている。

 大型かかしは28日から同地区で始まる恒例行事「かかしロード280」のシンボルとして制作され、地域住民らでつくる実行委員会(永井幸男委員長)が設置した。約2メートルの台座を含めて高さは約7メートルあり、ラストランで着たユニホームやスニーカー、おなじみの「加代子スマイル」を再現した。

 同日、実行委メンバーら約20人が高所作業車を使い約5時間かけて組み立てた。大型かかしは昨年まで14年連続でねぶた師北村蓮明さんが制作していたが、今回は北村さんの孫弟子に当たる板垣大地さん(40)が約3週間かけて完成させた。

 板垣さんは「実在する人なので似せて作るのが難しかった。合体して無事に形になり、見て安心した」と語り、永井委員長は「福士さんの功績をたたえてシンボルかかしに選んだ。見る人にも笑顔になってもらいたい」と話していた。

 かかしロードは今年で16回目。28日にオープニングセレモニーを開き、期間の9月24日まで約410体のかかしが展示される。

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