故人しのぶ灯籠の光/青森・青龍寺

一面に並ぶ灯籠と昭和大仏が夜の闇に浮かび上がった盂蘭盆万灯会=13日午後7時半、青森市の青龍寺

 青森市桑原の青龍寺(織田隆玄住職)で13日夜、お盆の行事「盂蘭盆万灯会(うらぼんまんどうえ)」が始まった。高さ21.35メートルの昭和大仏の前などには大小約3千基の灯籠が配置され、日没とともにライトアップされた大仏と厳かな雰囲気をつくり出した。

 青龍寺では、本山の高野山に伝わる伝統行事万灯万華会の精神を継承しようと、1985年から万灯会を続けている。

 この日は、午後7時から大仏の前で法要が始まり、厳かな読経が周囲を包んだ。灯籠のほかに、疫病退散や新型コロナウイルスとウクライナ紛争の犠牲者に対する鎮魂の願いを込めた灯明約100基も並び、参拝者は手を合わせて祖先や故人をしのびながら世界の平穏も同時に願った。

 いとこの初盆で訪れた市内の敦賀幸輝さん(59)は、スマートフォンで灯籠の写真を撮りながら「以前も1度来たことがあるが、万灯会ならではの厳かさを感じる」と話した。

 万灯会は16日まで。15日は戦没者追悼法要も行う。

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