世界一の火扇堂々 平川ねぷたまつり開幕

大トリで登場した「世界一の扇ねぷた」=2日午後8時半ごろ、平川市中心部

 青森県平川市の「平川ねぷたまつり」(実行委主催)が2日夜、同市中心部で開幕した。コースを延長した今年は、高さ12メートル、幅9.2メートルを誇る名物の「世界一の扇ねぷた」を含む17台の山車が出陣。3年ぶりの合同運行を待ちわびた市民らが、時折雨が降る中、夜空に浮かぶ火扇と囃子(はやし)の音色を楽しんだ。

 今回から、観客の密集と混雑を解消するため、運行コースを約千メートルに延長し、観覧場所と専用通路を区分け。新型コロナウイルス感染防止対策として、祭りの特徴である流し踊りやパフォーマンスを取りやめるなどした。

 午後7時過ぎ、花火を合図にイオンタウン南側出口付近から合同運行がスタート。柏木農業高校を先頭に、各地区の団体などが、それぞれのリズムで囃子を響かせながら「ヤーヤドー」と力強い声を響かせながら平賀駅前まで練り歩いた。

 大トリは、今回から全コースで運行する世界一の扇ねぷた。雨に見舞われビニールに覆われた巨大な火扇は、道幅の広い県道や駅前通りを堂々と練り歩いた。沿道の観衆はスマートフォンなどでその姿を収めていた。

 家族で訪れた同市の斎藤朱美さんは「天気がいまいちだったけど、3年ぶりの地元のねぷたを楽しめた」と話した。合同運行は3日夜も行う。

駒井さんも「ヤーヤドー」

 平川市出身の俳優駒井蓮さん(21)が2日開幕した平川ねぷたまつりに参加、浴衣姿で運行コースを練り歩いた。

 駒井さんは、7月末から市のポスター撮影などのために帰省しており、サプライズゲストとして、祭りに参加した。

 開会式で駒井さんの参加がアナウンスされると、観客から拍手が湧いた。長尾忠行市長らと先頭を歩いた駒井さんは、「ヤーヤドー」と、威勢のいいかけ声を発したり、沿道の観客に笑顔で手を振るなどしていた。

 1日には、同市初の「ひらかわPR大使」を委嘱され、長尾市長から委嘱状を受け取ると「市の魅力をもっと掘り下げ、全国、世界へ伝えていけたら」と抱負を語った。

浴衣姿で平川ねぷたまつりに参加した駒井蓮さん=2日午後7時半ごろ

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