ロマン感じる 三内丸山遺跡の発掘現場公開

三内丸山遺跡の発掘調査現場で担当者の説明を聞く参加者

 昨年7月に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中核である青森市の三内丸山遺跡で1日、本年度の発掘調査現場の一般公開が始まった。初日の現場案内には観光客や考古学ファンら約10人が参加。担当者が調査中の試掘溝(トレンチ)を説明した。

 第46次の発掘調査は5月17日から行われている。調査対象は「南の谷」の北側エリア。現在四つのトレンチで発掘調査が続けられており、このうち東端のトレンチでは竪穴住居があったことをうかがわせる黒いしみ状の痕跡が発見されている。

 現場を案内した三内丸山遺跡センターの山地雄大文化財保護主事がトレンチに降り「この黒っぽい部分は柱の穴と思われる。これまでに四つ見つかっている」などと説明した。

 友人2人と埼玉県から訪れた石原好美さんは「一生に一度は来てみたかった。自分も発掘調査がしたくてうずうずした気分になった」、千葉県松戸市から訪れた弁護士の男性(88)は「これまで英国やアフリカの遺跡を訪れたことがあるが、発掘作業を目の当たりにすると一層ロマンを感じる」と話した。

 発掘現場の公開時間は午前9時~正午、午後1~4時半まで。公開日の午前11時から15分程度、調査担当者が現場を案内する。8月5日まで行う予定。


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