笹餅名人・桑田さんモデルに写真展/五所川原

写真展の感想を語るミサオさん(中)とカメラマンの八木橋さん(左)、仲介した九戸さん

 笹餅作りで著名な青森県五所川原市金木町の桑田ミサオさん(95)をモデルにした写真展が2日から、同市の芦野公園に隣接する赤い屋根の喫茶店「駅舎」で始まる。写真展に先立ちミサオさんやカメラマンの八木橋廣さん(71)らが1日、同店でギャラリートークを行い、撮影の裏話などを披露した。

 写真展は、新型コロナウイルスの影響でミサオさんに会いたいけれど会えない-というファンからの声を受け、ミサオさんと交流のある角田周さん(公開講座奥津軽代表)が発案した。角田さんと親交が深い元弘前市教育委員長の九戸真樹さんの仲介で、弘前市で写真スタジオを営む八木橋さんに依頼した。

 2020年4月に撮影を始め、約1年半の中断を挟んで今年4月25日に終了。笹の葉を採取したり工房で笹餅を作ったりする様子や、桜が満開の芦野公園を散策する場面を撮影した。

 1日は角田さんを司会にミサオさん、八木橋さん、九戸さんが足かけ3年の撮影期間を振り返った。八木橋さんは撮影画像を紹介しながら「芦野公園で撮った笑顔がお気に入り。笹餅を作っている時の厳しい表情との違いがよく分かる」と語り、九戸さんも「ミサオさんの人柄が表れている作品ばかり」とたたえた。

 ミサオさんは「最初は不安だったが、二度とあることではないと思い引き受けた。よく撮れていてうれしい」と述べた。また、今春で区切りとした笹餅作りについて現在、後継ぎを指導中で、6月から少数ながら店頭販売を再開することを報告した。

 写真展「津軽の偉人 桑田ミサオ」では15作品を展示。期間は30日まで。水曜日は定休。

撮影した画像を披露する八木橋さん(中)の説明に耳を傾けるミサオさん(左)ら

五所川原市

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