鉢植えに遅咲き“新品種”/弘前公園

東門と美しい調和を見せる「八重寒緋桜」

 弘前公園の桜、実は60品種以上!? 公式には52品種約2600本あるとされている同園の桜だが、早咲き対策として増やしている遅咲き品種の鉢植えなどの中には、52品種に含まれていない品種もあるという。「桜の聖地」ともいえる同園は、主役のソメイヨシノのみならず、さらに楽しみの幅を広げており、10連休後半戦のこれからも十分楽しめそうだ。

 市公園緑地課によると、遅咲きの桜の鉢は、自治体の地域活性化策に寄付した企業の税負担を軽減する、内閣府の「企業版ふるさと納税」事業の認定を受けた「弘前さくらまつりにぎわい創出事業」により整備している。

 まつり後半のにぎわいづくりに向けて、遅咲きの品種200鉢を整備。木の成長が早い100鉢を選抜して、寄付した企業の銘板を付けて園内各所に展示している。

 このうち、東門の近くに展示している「紅笠」「八重寒緋桜(やえかんひざくら)」、二の丸にある弘前城情報館前の「楊貴妃」などは、公式の52品種に含まれない品種。いずれも紅色が美しい八重咲きの桜だ。

 このほかにも、バックヤードで育成中の鉢植えや、そもそも品種が不明の桜などもあり、その本数自体は多くはないが、品種数としては最低でも60はくだらないという。

 2日に園内の桜の無料ツアーを担当した桜守の小林勝さんは「鉢植えも含め、園内にはまだまだ楽しめる遅咲きの桜がたくさんあります」とPR。「鉢植えも、いずれ(52品種に追加する新品種という形で)お披露目したいと思っています」と話していた。

 弘前さくらまつりの2日の人出は17万人、4月20日の開幕から13日間の累計は257万人(まつり本部発表)に上っている。

弘前城情報館前の「楊貴妃」

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