世界自然遺産白神山地の西側にある青森県深浦町の十二湖で20日、観光シーズン到来を告げる山開きが行われた。透き通った群青色で知られる「青池」は今年、冬の大雪で水量が増しており、春の日差しを浴びながら神秘的に輝いた。
近くの宿泊施設アオーネ白神十二湖で安全祈願祭が行われ、関係者14人がシーズン中の無事を祈った。町によると、十二湖の入り込み客数は2019年、27万1223人だったが、20年以降は新型コロナウイルス禍でほぼ半減。吉田満町長は「感染が収束したとは言えない状況が続くが、感染対策を取りながら十二湖の自然を満喫してほしい」と語った。
愛知県からバイクで訪れた会社員深谷昇さん(49)は、ブナの新芽に包まれながら「青池は透明度が高く、枯れた木も水中に沈んでいて、とてもきれいだった」と話した。
十二湖では21日から11月末まで路線バスが運行。地元ガイドによると、青池の見ごろは5~6月で、午前10時半~正午ごろに太陽が池の真上に昇り、光が差し込むという。
町は昨年11月、十二湖振興戦略プランを策定。26年度まで、随時プランを見直しながらハードやソフトの整備を進める方針。
近くの宿泊施設アオーネ白神十二湖で安全祈願祭が行われ、関係者14人がシーズン中の無事を祈った。町によると、十二湖の入り込み客数は2019年、27万1223人だったが、20年以降は新型コロナウイルス禍でほぼ半減。吉田満町長は「感染が収束したとは言えない状況が続くが、感染対策を取りながら十二湖の自然を満喫してほしい」と語った。
愛知県からバイクで訪れた会社員深谷昇さん(49)は、ブナの新芽に包まれながら「青池は透明度が高く、枯れた木も水中に沈んでいて、とてもきれいだった」と話した。
十二湖では21日から11月末まで路線バスが運行。地元ガイドによると、青池の見ごろは5~6月で、午前10時半~正午ごろに太陽が池の真上に昇り、光が差し込むという。
町は昨年11月、十二湖振興戦略プランを策定。26年度まで、随時プランを見直しながらハードやソフトの整備を進める方針。