「バズる」商品で弘南鉄道応援/高校生が開発

弘南鉄道を応援するため高校生たちが開発したパンやもなか

 地域の足である弘南鉄道を応援しようと、弘前実業高校と黒石高校の生徒が地元事業者と連携して開発したパンやもなかなど3商品が22日、発売される。コンセプトは「バズる(話題沸騰する)」商品。会員制交流サイト(SNS)などで話題になることを目指し、商品名やデザイン、PRポスターなどに高校生らしい斬新なアイデアを盛り込んだ。

 開発したのは、弘南鉄道のマスコットキャラクター「ラッセル君」のお尻をかたどったバナナもなか「どんどんず」(税込み210円)、激甘と激辛の2種類ある「弘南鉄道チャレンジパン」(同540円)、犬用ペットフード「わんこのうんこ」(同540円)。

 弘実高商業科と情報処理科の2年生120人、黒石高情報デザイン科2年生37人が、事業者と協議を重ねながら1年がかりで完成させた。

 21日は青森県庁でお披露目され、生徒たちが三村申吾知事に向かってオンラインでPR。黒石高の白戸瑞希さんは「ネーミングなどに高校生ならではの発想を生かすように心がけた」、弘実高の工藤穂香(ほのか)さんは「SNSを通じて世界にアピールしたいし、利用者の増加につながってほしい」と語った。

 弘南鉄道の船越信哉総務部長もオンラインで参加し、「弘南鉄道について勉強してもらい、職員一同感謝している。バズることを願っています」と話した。

 販売場所は、同鉄道沿線などにあるコンビニエンスストア・ファミリーマートの一部店舗やカブセンター弘前店、大鰐町の鰐comeなど。

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