青森県弘前市の高岡の森弘前藩歴史館は7日から、冬の企画展「高岡の森どうぶつ園」を開いている。江戸時代における動物と津軽地域の人々との関わりが垣間見える当時の日記や、動物の絵図などを展示している。
将軍家にタカやキジ、アイヌと交易して得たオットセイを献上したことや、弘前城内にすみ着いたキツネを、城に侵入しないよう言い聞かせて山中に放したことなど、当時の人々の動物に対する姿勢を物語る日記を抜粋している。
麒麟(きりん)や鳳凰(ほうおう)など想像上の動物や、日本には生息していないゾウや虎の絵、鳥が描かれたびょうぶなど現代でもなじみ深い動物にちなんだ資料が並ぶ。
同館の鶴巻秀樹学芸員は「絵にどういう思いが込められているか考えて鑑賞するとより面白い。歴史好きだけでなく、絵が好きな人や子どもにも楽しんでほしい」と話した。
将軍家にタカやキジ、アイヌと交易して得たオットセイを献上したことや、弘前城内にすみ着いたキツネを、城に侵入しないよう言い聞かせて山中に放したことなど、当時の人々の動物に対する姿勢を物語る日記を抜粋している。
麒麟(きりん)や鳳凰(ほうおう)など想像上の動物や、日本には生息していないゾウや虎の絵、鳥が描かれたびょうぶなど現代でもなじみ深い動物にちなんだ資料が並ぶ。
同館の鶴巻秀樹学芸員は「絵にどういう思いが込められているか考えて鑑賞するとより面白い。歴史好きだけでなく、絵が好きな人や子どもにも楽しんでほしい」と話した。