弘前市の各所で冬のライトアップ始まる

青いライトに照らされて闇の中に浮かび上がった弘前市の旧第五十九銀行本店本館=1日午後5時55分ごろ

 弘前市役所や弘前公園周辺の広場・歩道などで1日、冬季ライトアップが始まった。来年2月いっぱいまで、約4万7千個の発光ダイオード(LED)が弘前の夜を幻想的に照らし出す。

 ライトアップは市や弘前観光コンベンション協会、市民団体などが協力し合って始まった。初日は桜田宏市長らがJR弘前駅で点灯式を行った。カウントダウンの掛け声の後、駅自由通路に飾られた約1万5千個のLEDが一斉に輝いた。

 市役所や市立観光館、旧市立図書館、旧第五十九銀行本店本館など5カ所は、新型コロナウイルス対策に従事する医療関係者らへの感謝の気持ちを込めて、この日だけ青い色にライトアップした。

 市民会館入り口付近から県弘前健康福祉庁舎前にかけての弘前公園外堀沿いには、ピンク色に輝く140基のLEDライトを設置し「冬に咲く桜」を演出した。

 毎年ライトアップを見に来ている青森市の会社員木村聡さん(34)は「天気によっても違って見え、来るたびに新鮮」と話していた。

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