道の駅がリニューアルオープン/西目屋

白神焙煎炭焼珈琲などが楽しめるカフェ。奥は焙煎体験ができる「白神コーヒースタジオ」

 青森県西目屋村の「道の駅津軽白神 物産センタービーチにしめや」が昨年8月からの増築・改修工事を終え、26日リニューアルオープンした。かつて村の特産品だった「目屋炭」を活用したコーヒー焙煎(ばいせん)工場や焙煎体験ができる「白神コーヒースタジオ」を新設した。

 両方とも弘前コーヒースクール(成田専蔵社長)が運営。剪定(せんてい)などで出るリンゴの枝を同村居森平の窯で炭にして、焙煎の燃料にする。成田社長は「世界遺産白神山地という大舞台で、焙煎の楽しさと奥深さを伝えたい」と語った。

 工場にはカフェが併設され、白神焙煎炭焼珈琲(税込み450円)やリンゴとはちみつを使ったバーモンドコーヒー(税込み400円)が味わえる。

 はちみつをかけて楽しむソフトクリームなどでリニューアル前から人気を集めている「BeFavo(ビファーボ)」は、同村産のブドウを使うワイナリーを併設した。秋ごろに稼働する予定。

 施設を訪れた弘前市の70代女性は「ものすごくきれいになった。都会的でおしゃれ。これからはドライブに来たら必ず寄りたい」と笑顔を見せた。

 25日には竣工(しゅんこう)式が行われ、関和典西目屋村長が「新しいブランドを確立するという自信を持って取り組んでいきたい」とあいさつした。工事による増築面積は約538平方メートルで、総面積は倍近くになった。

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