県内最古例の屏風 公開始まる/むつ・常念寺

常念寺で公開されている屏風。源平合戦の場面が色鮮やかに描かれている

 青森県むつ市の常念寺の寺宝で、県内の屏風(びょうぶ)としては最古例とされる「一ノ谷屋島合戦図屏風」の公開が10日から同寺本堂で始まった。「平家物語」に登場する源平合戦の場面が色鮮やかに描かれている。16日まで。

 青森県史に、制作時期が17世紀のため、青森県内の屏風としては最古例-と紹介されている。

 また、上方方面から田名部(現むつ市)にもたらされたものであろうと書かれている。作者は不明。1972年に、むつ市の有形文化財に指定された。

 6面が連なる屏風が左右一組となる「六曲一双」。向かって右側の「右隻(うせき)」、左側の「左隻(させき)」は、いずれも高さ約175センチ、幅約375センチ。

 「敦盛最期」や「那須与一(なすのよいち)」などの場面とともに、武者たちが入り乱れて激しく戦う様子が躍動的に描かれている。船や馬、松の木、海に立つ波なども細部まで描き込まれている。

 常念寺は毎年、盆の時期にこの屏風を公開している。関明應副住職は「那須与一など源平合戦の有名な場面が描かれているので、見て楽しんでほしい。この屏風を後世に伝えていきたい」と話した。

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