弘南鉄道大鰐線で金魚ねぷた列車を運行

弘南鉄道大鰐線の車内に金魚ねぷたを飾り付ける職員=津軽大沢駅

 2年連続で合同運行が中止となった弘前ねぷたまつりに代わり、少しでも夏まつり気分を感じてもらおうと、弘南鉄道は8月から、大鰐線で金魚ねぷた列車を運行する。30日、津軽大沢駅構内で職員らが車内を飾り付けた。

 沿線の文京小学校の3、4、6年生児童が金魚ねぷたを制作。職員約10人が約200個を車内の荷物棚にぶら下げた。

 週末の午後5時以降に大鰐駅を発車する列車は車内の照明を消して運行。金魚ねぷたの明かりがともり、幻想的な車内を楽しめる。運行は8月1日から29日まで。

 弘南鉄道活性化支援協議会利用促進部会、弘前市、JR東日本秋田支社と共同で企画。同市の公共施設や商店街を金魚ねぷたや灯籠で飾る「城下の美風」と連携した取り組みで、同市の担当者は「列車の中でもまつりの雰囲気を味わってほしい」と話す。

 同列車の運行時間は弘南鉄道ホームページか中央弘前駅(電話0172-32-6449)で確認できる。

 9月1日から30日までは金魚ねぷたを入れ替え、津軽藩ねぷた村が作った約350個を飾る。


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