祭りない夏盛り上げ、8月五所川原で催し

 青森県五所川原市金木町の市民団体「公開講座 奥津軽」(角田周代表)は立佞武多(たちねぷた)の館とタイアップし、中止となった立佞武多祭り(毎年8月4~8日)の期間に当たる8月5~7日に「やかたdeサマー」を開く。立佞武多制作者の制作秘話や閉館後の館内で親子怪談話など、夏を楽しむ企画で盛り上げる。

 5日の第1弾は「階段ノルディックウオーク」。同館1階の中央階段から6階まで専用ストックを使って上り、下りは立佞武多展示室のらせんスロープで3台の大型立佞武多を眺めながら下りる。五所川原ノルディックウオーク倶楽部の小田桐匡孝代表が指導する。先着15人。

 6日は「新作立佞武多『暫』を語る」。制作者の鶴谷昭法さんと角田代表が立佞武多の歴史や題材の暫について語り合う。先着20人。5日と6日は立佞武多展示室に入場するため入館料など参加費650円がかかる。

 7日は「親子のための怪談話」。市民グループ「怪しい朗読隊」が、ぞくっとする話を読み聞かせする。小学校高学年が対象で保護者同伴。先着10組で参加は無料。

 新型コロナ対策に万全を期し、マスク着用、手指消毒を徹底し、いずれの企画も開催前日まで事前申し込みが必要。問い合わせは角田代表(電話080-3195-4036)へ。

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