激辛トウガラシ「ジョロキア」 調味料に/中泊

激辛トウガラシを使った調味料「鬼辛」

 青森県中泊町の合同会社ツリーワークは、インド原産の激辛トウガラシ「ジョロキア」を使った調味料「鬼辛(おにから)」を発売した。少量でも舌がビリビリとしびれるほどの刺激的な辛さが特徴で、麺類や汁物の味のアクセントとして重宝されそうだ。

 ジョロキアはもともと同社が、野生動物を畑などに近づけないようにする特製液の原料として栽培。今回は食用としての需要を広げようと、天日干しと乾燥機で水分を抜いた粉末を売り出すことにした。

 瓶詰めの家庭用が1本15グラム入りで850円、業務用が1袋100グラム入りで7800円。家庭用は1日から同町の特産物直売所「ピュア」で販売されている。

 同社の関係者は2日、同町役場を訪れ、濱舘豊光町長に商品の完成を報告した。濱舘町長は「メバルの粉末を使ったおかきと組み合わせたピリ辛の商品ができたら面白い」と話した。町は今後、鬼辛をふるさと納税の返礼品に加える予定。

 同社の高橋祥二・研究開発部主任は「辛さには自信がある。ラーメンやパスタに振りかけて味わってほしい」とPR、業務用の販路も開拓していくとした。

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