青森県藤崎町のしょうゆ醸造「中村醸造元」が、同町西豊田地区の店舗で自社製品の直売を行っている。直売所開設から約1カ月、近隣住民を中心に販売は堅調。同社担当者の澤田直哉さん(46)は「買ってよかったという声を直接聞くとうれしい。改めて、地域の人に自社のしょうゆの味を知ってほしい」と話す。
創業から150年余りの歴史がある同社はもともと、首都圏への出荷が多く、地元では、工場を見た客がたまに訪れる程度だったという。直売所開設のきっかけとなったのは、工場の近くに住む新入社員の「ここでしょうゆを買えることを知らなかった」という一言だった。
開設を機に、以前は工場で廃棄していた、スーパーから返品された製品を廉価で売ったり、一部商品の試飲を行ったりと、地元での販売戦略見直しに着手。背景には2016年、旧中村醸造元を経営していた会社が破産し、新会社が事業を引き継いだことで経営体制を刷新したことや、社員の世代交代などもあるという。
直売所には、主力の「昆布しょうゆ」や1970(昭和45)年からのロングセラー総菜「しょうゆ昆布」のほか、県産食材を使った液体だし「大間産真昆布だし」や、スーパーでは扱っていないという「三柑種ぽんずしょうゆ」などが並ぶ。
澤田さんは「地元住民への感謝デー開催や中元セットの考案など、どんどんアイデアが出てきている。いろいろなことを試していきたい」と話した。
創業から150年余りの歴史がある同社はもともと、首都圏への出荷が多く、地元では、工場を見た客がたまに訪れる程度だったという。直売所開設のきっかけとなったのは、工場の近くに住む新入社員の「ここでしょうゆを買えることを知らなかった」という一言だった。
開設を機に、以前は工場で廃棄していた、スーパーから返品された製品を廉価で売ったり、一部商品の試飲を行ったりと、地元での販売戦略見直しに着手。背景には2016年、旧中村醸造元を経営していた会社が破産し、新会社が事業を引き継いだことで経営体制を刷新したことや、社員の世代交代などもあるという。
直売所には、主力の「昆布しょうゆ」や1970(昭和45)年からのロングセラー総菜「しょうゆ昆布」のほか、県産食材を使った液体だし「大間産真昆布だし」や、スーパーでは扱っていないという「三柑種ぽんずしょうゆ」などが並ぶ。
澤田さんは「地元住民への感謝デー開催や中元セットの考案など、どんどんアイデアが出てきている。いろいろなことを試していきたい」と話した。