初夏の風にふわり ワタスゲ見ごろ

初夏の風に揺れるワタスゲ=12日午前、青森市の田代平湿原

 12日の青森県内は、南から暖かい空気が吹き込んだ影響で、県南や内陸部を中心に気温が上がった。青森地方気象台によると、各地の最高気温は三沢28.6度、三戸28.3度、八戸28.2度、弘前27.6度、青森25.8度など。

 連日の夏日となった青森市は雲が多かったが、八甲田周辺は時折青空がのぞいた。標高約560メートルにある田代平湿原ではワタスゲやレンゲツツジが見ごろ。カッコウやウグイスの鳴き声が響く中、散策に訪れた人たちは白い綿毛が風に揺れる初夏の景色を楽しんだ。

 八戸市から友人ら4人で来ていた高橋喬さん(74)は「きょうは満開のワタスゲと北八甲田の山々を見られて良かった。新しくなった木道が歩きやすい」と話した。

 同気象台によると、13日の県内は高気圧に緩やかに覆われ、晴れや曇りの見込み。

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