津軽地域の伝統工芸品「あけび蔓(づる)細工」を扱う青森県弘前市旭ケ丘の「あけびの里」が今月1日、同市城南に移転オープンした。植物で編む工芸品を作って45年になる店主の大橋敏子さん(72)は「この場所で、手が動く限り続けていきたい」と話す。
アケビのつるで編んだあけび蔓細工は、江戸時代から津軽地域で冬の農閑期に作られていたとされ、弘前市が伝統工芸に定めている。
あけびの里は、敏子さんと夫の一昭さん(72)、息子の一哉さん(39)の職人3人が製作した籠やかばんなどを扱う直売店で、今年で開店15年目。編んだ時の色が美しいという理由から、成熟した赤っぽいアケビのつるの使用にこだわっている。
大橋さん夫妻は元々、籐(とう)細工職人だった。材料を地元で取れるアケビのつるに切り替え、2007年、住宅地に工房兼店舗を構えたが、場所が分かりづらいという客の声があったことなどから、今回の移転を決めた。
今月1日、開店してすぐに客が訪れ、早速かばんを購入していた。店頭販売のほか、インターネット上でも注文を受け付けている。
アケビのつるで編んだあけび蔓細工は、江戸時代から津軽地域で冬の農閑期に作られていたとされ、弘前市が伝統工芸に定めている。
あけびの里は、敏子さんと夫の一昭さん(72)、息子の一哉さん(39)の職人3人が製作した籠やかばんなどを扱う直売店で、今年で開店15年目。編んだ時の色が美しいという理由から、成熟した赤っぽいアケビのつるの使用にこだわっている。
大橋さん夫妻は元々、籐(とう)細工職人だった。材料を地元で取れるアケビのつるに切り替え、2007年、住宅地に工房兼店舗を構えたが、場所が分かりづらいという客の声があったことなどから、今回の移転を決めた。
今月1日、開店してすぐに客が訪れ、早速かばんを購入していた。店頭販売のほか、インターネット上でも注文を受け付けている。